2011年3月12日土曜日

地震の後

3/4をもって、某日系ハイテク企業のERP導入プロジェクトを離れ、1WのVacationを満喫しております。とはいっても、4月に結納を控えぼちぼち2人が住める家へ引っ越しをしなくてはならないという事で、ここぞとばかりに空き物件の内見を繰り返し行っておりあっという間に一週間が過ぎようという感じです。

3/11に予定していた、お客さん含めた私の送別会も地震の影響で延期になり、幸い家でおとなしくしていたこともあり、電車の稼働待ち等をすることもなく、落ち着いた週末を家で向かえようとしています。
ただ、ガスが止まってお風呂入れませんが・・・
マンションの部屋の外にあるガスメーターの栓を開けば(恐らく緊急遮断されている)ガスが使用できるようになるハズなのですが、鍵がかかっており開かず・・・管理会社へのTelも電話がつかえずつながらず・・・
地震の予測が難しいのは、昔からニュースで見ているので、素人ながらなんとなくわかりますが、天災時の事後対応はもっとどうにか工夫できそうですけどねぇ。
どこの会社も手が回らないのか、はなからそこは仕方ないと優先度をおとして検討すらしていないのか、寡占状態の業界については競争の意識の薄さを感じます。




ここ最近読んだ本のメモ


★132億円集めたビジネスプラン

■アントレプレナーシップの定義・・・自分が使える人、モノ、金といった経営資源の制約は、一旦取り払って「何が世の中に求められているか」ということだけを考える。

■大きく成長するベンチャーの3条件
①誰もが日常的にやっていることを対象にする(市場がおおきい事)
②そこで多くの人が不便や面倒を感じていることを対象にする(市場に大きな非効率が存在する事)
③その不便さを解消する新しいソリューションが提供できる事(技術のブレークスルー、規制緩和などの環境変化がある事)

■キャッシュフローを改善する方策
①在庫を最小化する(早くつくって早く売る)
②商品を売ったら代金をできるだけ早く回収する
③支払はできるだけ長期で組む

全体的に筆者がBCG時代・ハーバード留学時代にみにつけたマーケティング・経営分析方法を用いて、どのように保険業界にきりこんでいったかという点を整理した本。
一つのモデルとして同じ立場にある場合は、参考になるかと思います。


★常識破りの思考法

■ビジネスの判断基準は「数字」「ファクト」「ロジック」。この3つがきちんと押さえてあれば、その判断はかなりの確度で正しいはず。

■ドイツのとある副頭取のリーダー論
「リーダーは人を引っ張っていくのが仕事だから、まず自分にやりたいことがないといけません。あそこへ行きたい、こんなことがしたい、何が食べたいという明確なビジョンがないとリーダーではありません。これが最優先です。次に大きなビジョンを実現するには時間もかかるし、多くの仲間も必要です。だから一緒に長旅を歩いてほしいと、旅の仲間を集める共感力みたいなものが大切です。最後に、仲間を目的地までちゃんとつれていけること。途中でばらばらにならないように統率力も含めてロジスティクスの能力に長けていることです。」




日本生命勤務時代の海外支社駐在経験を踏まえ、海外のビジネスマン・経営者と日本のそれとの違い等を比較しつつ、グローバル視点を持つための助言を纏めた内容。

日本人の英語力をあげるには、政治がどうのこうの頑張るより、大手企業の早期採用活動をやめ就職のハードルをあげて勉強せざる環境を企業がつくる事が一番てっとりばやい!等、柔軟な発想もここちよく感じることができる本でした。

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